昔は良かったって
この年になるとポロリと出てしまうもので
(いや、私だけなのかもしれませんが)
それってあんまりよろしくない
ってか、積極的に悪いのかも知れない
終わってしまったものの価値を語ることは良い
ただ、それが今あるものを傷つけるだけなら
それは害悪でしかない
とはいえ、ファミコンも一区切り
(終わり、ではない、それだけは間違いない)
思わず後ろの道程を振り返ってみるのも
いやまぁ、個人的にはアリっちゃアリ
関連書籍もいっぱい出てるから
勤勉なゲーマーの諸君は
今こそ振り返ってみるのもアリだ
それはそれとして
そうした懐かしさを呼び覚ますように
最近は昔のゲームのリメイクが結構出回ってる
GBAというハードの持つ能力が
ちょうど何やらいい具合で
レトロゲーム向きなのかもしれない
結構出回っているって事は
それなりに売れているって事だと思うけど
だからといって歓迎ムード一色ではない
まぁ、この事象に限った話でもないけどね
リメイクとかって聞くとうんざりしてしまう人がいる
それはもう、どうしようもなくいる
何の工夫もない焼き直しだったり
珍妙な改悪をされていたり
数限りなくそういったものに出会ってきたからだ
『俺たちの思い出をめちゃくちゃにしやがって』
という類の怒り。うん、わかるわかる。
でも、それもそれでまた一興なんだよな
|
|
|
|
|
そもそも、ファミコンに頭っからつきあってる者としては
改悪な移植なんて珍しくもなんともなかったわけで
『うっひゃー、ここまでやらかしてくれよったか〜』
みたいな移植は珍しくなかったしね
でもね、それを楽しめるだけの心の広さもあったのさ
確かに状況は違う
技術的にいっぱいいっぱいの所での移植と
能力有り余っての状態での移植ってのはね
でもまぁ、正直なところ
TVゲームというメディアの「客」であるこちらに
そんな、前工程の事情なんて関係ない
どうしようもない能力、容量の中で
点と線と文字を組み合わせゲームを再現する
そういった涙ぐましいまでの情熱と努力
それは確かに素晴しいものだけど
そうして出来上がったものは
やはり何かを削り落とした物だった
持て余した能力、限りない容量の中で
或いは既に時代遅れとなったゲームに
新たな価値観を付加して商品として仕立て上げる
そうして出来たもののほうが
少しでもオリジナルの感覚に近いのであれば
そういったものの方が「客」としては
楽しめるんじゃないかなぁと思うのだ
そういったことに対して
時代と状況が違うって意見は当然ある
昔の移植モノは
アーケードやらパソコンからの移植だったりするけど
それはオリジナルに比べれば確かに粗悪だったけど
周りのゲームと比べて同等以上の輝きを有していた
現在の場合アーケードやパソコンからは
もはや完全移植なんて珍しくもなんともない
昔のゲームの移植は周りに比べ貧弱に見える
(続く)
|
|